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機械式時計とは?
機械式腕時計とは?
機械式腕時計とは、オルゴールのようにゼンマイを動力として動く時計のことです。
現在の腕時計にはクオーツ式時計や電波時計など、電池や電気で動く時計が多く見られるが、1970年頃までの腕時計は全てゼンマイを動力とした機械式しかありませんでした。手首の上で静かに「チクタク」と時を刻む機械式時計は、大量生産ができず、時計職人が時間をかけて一つ一つを丁寧に組み立てていた貴重品でした。
手巻き式と自動巻き
機械式腕時計には、リューズを使いカチカチとゼンマイを手で巻き上げる「手巻き式」と、ローターが腕の振りにより回転しゼンマイを自動的に巻き上げる「自動巻き」の2種類あります。
多くの機械式腕時計のパワーリザーブ(ゼンマイで動き続ける時間)は約40時間程度です。(中には、1週間以上動き続ける腕時計もあります。)そのため、ローターが無く自身でゼンマイを巻き上げる必要がある手巻き式より、日常生活の中で行う動作(歩く・走る・手を振るなど)により、ゼンマイを巻き上げてくれる自動巻きが現在は主流となっています。一方、現在でもムーブメント細部の仕上げなど伝統的なこだわりをもつ高級腕時計ブランドでは手巻き式を採用しているモデルが多く見られ、腕時計愛好家やアンティーク時計ファンの間でも手巻き式腕時計は非常に好まれています。
時間の精度
クオーツ式時計の精度は1カ月で数秒程度のズレ(月差)しか生じないため、分刻みのスケジュールで生活する人達にとっては、時間が正確なクオーツ式時計や電波時計が好まれます。
逆に、1日に10秒から20秒のズレ(日差)が生じる機械式腕時計では、「チクタク」という時を刻む音や、ゆるやかに流れる時間など、時間の正確な精度では感じることのできない「味」があります。この「味」こそが、現代のなんでも正確に動いて当り前の世の中で、情緒豊かな機械式腕時計が注目されている要因です。