アラン・シルベスタイン 秋田へ来る。

アラン@JIKODO 7月20日

 2005年7月20日は、本当に忘れられない一日となりました。
 1999年に1年半待ちで正規取り扱いをスタートし、2000年のバーゼルフェアでアラン シルベスタイン本人に初めてお会いした時の感動…。
 あの思いをユーザーの皆さんにお伝えしたくて、ついに、ついに実現したアランさん本人のジコードウへの来店。
 総輸入元のモントレ・ソルマーレさんから約1ヶ月前にご連絡を頂き、夢にまで見たアランさんの来店に備え、スタッフ一同皆張り切って準備してきました。(もっとも、私が一人超ハイテンションでしたが…。)


 当日は、水曜日で定休日だった事もあり、午前中は私一人で店内の準備をし、昼にはブルーライオン秋田さんにご協力頂き、アランさんと奥様をお迎えするための最新車「プジョー407」を拝借しに行ってきたりしました(ちょっと時間があったので、臨海の方まで試乗しました。(^_^) )
 午後3時すぎ、無事飛行機でアランさんと奥様が秋田空港着。アランさんが、うっかり機内に預けた荷物を忘れて出口まで来てしまうトラブルがありましたが、今回通訳もしてもらったモントレ・ソルマーレの小山さん含め、3人とも元気に到着されて何より。今年4月のバーゼルフェア以来の再会を喜ぶとともに、本当に秋田までアランさんが来てくれた感動に包まれました。

 そして、かつてない程慎重な運転のもと、無事ジコードウ前まで到着。まだユーザーの方々が来られる前の店内にご案内。まもなく秋田の伝統行事を知ってもらおうと、ハワイから帰省していた姉に通訳のヘルプを頼み、すぐ近くの「ねぶり流し館(秋田市民俗芸能伝承館)」へ3名をご案内。
アランさんも「竿灯(東北三大祭りの一つ)」を触ってみるなど、秋田の歴史に興味を持ってもらえたようでした。


 それから、いよいよ予定していた時間に近づき、アランさんが再度店へ来店されました。
さすがに平日という事もあり、スタート時こそ小人数で突然キャンセルされた方もおり、内心ドキドキでしたが、午後6時を過ぎた頃から続々とユーザーさんを中心に集まってもらい、早退した方を含め、最終的には参加者は延べ30名を数えました。当日は、秋田さきがけ新報社さん、秋田朝日放送さん、「ミストレンド」のアド東北さんが取材に訪れ、注目度の高さが伺えました。


 今回のメインテーマは、今年話題の新作「クロノ・バウハウス2」のプレゼンで、元々カラフルなアランさんの時計コレクションの中にあっても、ケースサイドにも「ラッカー・シャンルベ」という新しい技法を使った超カラフルなモデルでした。今まで以上にサイドから見たデザインにインパクトがあり、カラー使いの集大成ともいえるモデルです。参加者全員が、贅沢ともいえるご本人直接の説明を熱心に聞いていました。

 その他、質疑応答の時間もあり、「なぜ秒針が曲がっているのか?」という質問には「秒針に問いかけたら、まっすぐじゃイヤだ。と言ったから」や、「最近マリーン系のモデルが出てないけど、海に嫌な思い出があるんですか?」には、「えっ、去年マリーン・トゥールビヨン出してるけど」と答え、「(値段が)高すぎるよぉ」とのユーザーさんの反応に、「I'm sorry,I'm sorry!!」とおどけて謝るシーンでは、一同大爆笑となるなど大変盛り上がりました。また、デザインワークについてなどの質問には、アランさんの表情が真剣そのものとなり、一見カラフルゆえ、誤解されやすいデザインには、氏の深い思想と思い入れが詰まっている事が伝わってきました。
 話の中で深く胸に刻まれたのは、「世の中のもの全てにカラーがあるのに、なぜ時計だけ白黒で作らなければならないのか。時計だってカラーを付けるべきだ。」と「私の作った時計達は、皆私の子供達である。だから今日は(皆さんの腕を見て)自分の子供達にまた会えて大変嬉しく思ってます。」という言葉でした。いかにも、伝統と格式の時計業界を革新し、少量生産にこだわるアランさんの姿勢が伺えました。


 その後、サイン会、写真撮影会となり、参加者全員童心に帰ったように、皆さん嬉しそうにサインを、TEAMアランのTシャツや色紙、時計のBOX等に書いてもらってました。一緒に撮った写真は「一生の宝物にしたい」「ますますアランの時計が好きになった」という感想が聞かれ、皆さんの満面の笑みがとても印象に残りました。そして、立食パーティに移行しても皆さんがアランさんの動向に常に注目し、一瞬たりとも見逃さない眼差しが氏の替え難い存在感をよく示していたと思います。


 ユーザーさんにとっての夢のような時間はあっという間に過ぎ、最後はアランさんと奥様、ジコードウスタッフが見送る中、参加者全員すごく満足した様子で会場を後にしていました。


「おまけ(その後のアランさん達)」
ユーザーさん達をお見送りした後、会長と店長、そして私はアランさん、奥様、モントレの小山さんと同じサンパティオ大町にある「和食 すがわら」さんへ会食に行きました。そこでも写真を撮ろうとする我々に、「もうプライベートタイムだよ!」と笑って(あくまでも笑って)言われました。我々も元々2,3枚のショットを、と思っていたのでそこは謝ってカメラは引っ込めてもらいました。(^_^;)
 その後、おいしい料理にアランさん達も大満足の様子で、話も弾み、今まで仕事中のアランさんしか知らなかった私は、プライベートタイムを楽しむ本当のアランさんに出会えた感じがしました。アランさんは、多少緊張感の残る私に、「もっとリラックスしようよ」などと声を掛けてくださり、私が買おう買おうとしていたのに(本人にも2年前に約束していた)買えていなかった作品の「キャラバン」の話になると、「BOX持って来てるんでしょ。プライベートタイムだけど特別にサインしてやろうか?」的な話になって、職権乱用(?)してサインをちゃっかりもらいました。
 結果的には去年買わなかった、いや買えなかった事が幸いしたなぁと、今左腕で燦然と輝くMy「キャラバン」を見てそう思っています。ホント良い記念になりました。

 食事を終え、再度ジコードウの前を通り過ぎる際、「あっ。店内のカベに直接サインしてもらえば良かった。」と後悔したのもつかの間、「そうか。店の外側に書けるところあるじゃん。」と、何回か来店された方はご存知のジコードウ「J」マークがデカデカと貼られているガラス面に、なんと!私の似顔絵付きのサインをアランさんに書いてもらいました!! しかも、サインの後には「fun!」と。次の朝、空港までアランさん達を送って行った時に、モントレの小山さんからいわれました。「アランさん、すっごく楽しかったみたいですよ!」って。

 何年後か分からないけれど、また来てくれるような気がするアランさんの初来店の様子でした。

以上

代表取締役 藤井 政徳




来店の様子を動画で見る

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動画1[7月20日当日の様子(抜粋)]
動画2[8月13日秋田朝日放送「サタナビっ!」放映分]









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